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慶応元年(1865年)創業

2010年05月29日

八女の白壁の町並みにお茶の専門問屋を開いたのが
慶応元年(1865年)の店があります。

八女の老舗 このみ園です。

店内はお茶やお菓子などが販売されていますが、
町家を生かしたギャラリーもあり骨董が展示されています。

写真は、店の左手にある昔お茶の品評会に使われた部屋です。
中には江戸末期星野焼きの茶の保存や運搬に使った壺が置いてあります。



  

左手の窓は品評会の時は光を遮断して上からのみ光があたり
お茶の状態を良く見ることが出来るようになっていたそうです。
当時の写真を見せて頂きましたが、さすが歴史あるお店です。


専務で7代目の許斐健一さんに店の奥にある工場を案内してもらいました。
今は新茶の生産の時期で忙しく機械が動いていました。

歴史を感じさせる他にはないものが下の写真です。
何だと思いますか?




おかくずを使った冷蔵庫で昭和初期のもので現在も使われています。
出来たお茶を保存することによりまろやかさが出ます。

下の写真は奥の機械は荒茶を3つに分類し、手前の機械は玉露が出来ます。





次の工程は、火入れです。昔は、かまどでしていたそうで1基残っていました。
工場内はきちんと整理整頓されてお茶の香りがしていました。


お店は下の様に昔の町家を利用しています。




お店では香りお高い美味しいお茶を飲ませてもらえます。
美味しいお茶と店内の町家ギャラリーを見にいらっしゃいませんか?

老舗 このみ園  八女市本町126  0943-24-2021  


Posted by nakamura-shika at 07:57Comments(4)よく行くお店