鈴棒になる!

2009年07月19日

昨日の松田久彦・八女を歩く出版記念講演会は、
250人以上の人が集まり、盛会のうちに終わりました。

私は、松田さんの講演会は初めて聞きました。
久留米出身のくるくる眼の松田さんは、民芸的工芸、
「様と美」、「急須は立てて買え」、そして坂本繁二郎画伯についての
エピソードなど、多方面の話を約1時間されました。

鈴棒になる!


地域の職人さんが、地域の素材で手で一品一品作っている日用品の中に
「美しさ」があるという「民芸的工芸」の話がありました。

まさに八女にとっては、その条件にあてはまる物や人がたくさんあります。

松田さんは、そういう物に携わる若い人を応援して行きたい。例えて
仏具の鈴棒を叩くたびに少しづつ身を削っていく。
そして鈴棒は名もない職人さんが作るように自分は八女の若い人材のために
これからも身を削って頑張りたいと結ばれました。
素晴らしい! 心打たれました!


久留米絣のシャツを着て、ユーモアたっぷりに話をされた松田さんが
お元気でますます活躍される事を心から祈っています。


懇親会には62人の人が集まり、各業界の重鎮で、
楽しい充実したものになりました。


鈴棒になる!



「八女を歩く」は、中村歯科で販売のお手伝いをしますので
興味がある方は連絡ください。



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Posted by nakamura-shika at 09:50│Comments(6)八女の町
この記事へのコメント
 八女を愛し、大事に思って下さる方達が大勢
 いらっしゃることがわかり、とてもうれしく、安心
 もしています、 一地方でもこんなに地域のことを
 考えて下さって、活躍される皆様、有難うございます。
 
 お若いのに、中村先生にも。勿論感謝です。
 八女を歩く  御願したいです。
Posted by FROM TAMA at 2009年07月19日 15:27
とってもよいお話だったようですね。最近、特に伝統や技術、地方、農業などに興味が出てきました。  八女を歩くにも。
Posted by おちゃ at 2009年07月19日 18:08
TAMAさんへ
Nさんも聞きに来てありました。
身近にいらっしゃる松田さんになるべく教えを乞いたいと思います。

懇親会と後の二次会には、山下先生も来られました。
皆で楽しい時間が過ごせました。
Posted by nakamura-shikanakamura-shika at 2009年07月19日 21:32
おちゃさんへ
今は伝統産業の仏壇や提灯業界はきびしくなっています。
松田さんが言われた、伝統と革新がなければ、生き残れない。と言う言葉は
誰にでも思い当たることではないでしょうか。
日々努力しなければ。
Posted by nakamura-shikanakamura-shika at 2009年07月19日 21:37
確かにそうですね。難しい問題です。技術や文化をのこしつつ新しく形にしながら…。
Posted by おちゃ at 2009年07月19日 23:51
おちゃさんへ
難しいけれど、取り組んでいって、
八女の伝統産業が盛りかえすのを祈っています。
Posted by nakamura-shikanakamura-shika at 2009年07月20日 17:57
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