タタキ(三和土)作り!
本日、午後1時30分から、
NPO法人八女町並みデザイン研究会主催の
「伝統工法 三和土(タタキ)」研修会がありました。
場所は、
高橋家 北棟で、建築年代は江戸後期です。
タタキは、土に石灰や水を混ぜて練った物を塗り、たたき固めて仕上げた
土間です。
八女では、一般の民家の土間のタタキでは、特に硝石灰やにがりなどは入れずに、
田畑の土を使い、あまり叩きしめることもなかったようです。
職人さんがたたき固めてあります。
今回は3層方式で行なわれ、今日は3層目の見学でした。
まずは、二層目の上に水を少し流して土を入れて脚で踏み固めます。
その後に、
「たたき台」を使って12cmの土を10センチまで叩いていきます。
私もたたき台を使って土を叩きましたが、とても難しく、きれいに仕上がるのは
本当に難しいだろうと思います。
このような町屋作りの中での伝統工法を見学できたのは良かったです。
これからも伝統工法が守り引き継がれていくことを願います。
高橋家の完成が待ちどうしいです。
修復された八女の町屋は増えています!見学においでください。
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