かしらが色々!

nakamura-shika

2016年03月06日 21:04

今日は文楽を見に戸畑に行ってきました。
昼の公演前に舞台を案内してもらい普段見ることが少ない
物が色々見られました。

まずは、お人形のかしらです。





今回の公演で使われるものです。
そのかしらは、下の胴体に合わせて人形になります。






このお人形はいつもはこの顔です。



変身しました!





もちろん、男前や美女もいますがこんなからくりもあります。
文楽は大夫の語りと三味線に合わせて一体のお人形が
3人の遣い手によって動いて物語が進んでいきます。

下の写真は、人形の主遣いが履く舞台下駄です。





主遣いは、右手で人形の右手を操り、左手で
人形の背中とかしらを操ります。
左手遣いは人形の左手を、下遣いは、人形の両足を
担当して主遣いに合わせて人形がスムースに動くように
なります。(下遣い、足遣いは黒子です)

昼の部の団子売、心中天網島を見てきました。
団子売のコミカルな動き、心中に至るまでの心の変化を
細やかに表現されています。

文楽を見る機会はなかなかないと思いますが、
この素晴らしい伝統芸能は残していかないといけないと
思います。

機会がありましたら是非皆さんも見てください!







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