楽しんできました!
博多座での文楽公演に行ってきました。
太夫の竹本住太夫と三味線の鶴澤清治、両人間国宝の
出演がある午前の部を選びました。
「伽羅先代萩」 御殿の段は伊達騒動が題材で、若君を守る乳母であり、
一児の母である政岡を中心に話が展開します。
若君に対する責務と我が子を殺されても耐える強さ、愛情の深さなどが
太夫の語りとあわさって母の愛が感情豊かに表現されています。
「近頃河原の達引」 堀川猿廻しの段 は、上中下巻の中巻で
貧しい暮らしの中で母と兄、妹それぞれが互いを思いやる姿が描かれています。
後半で兄の使う猿廻しと三味線での賑やかな心温まる場面では、会場内は
とても盛り上がりました。
人間国宝のお二人はもちろん出演者の皆さんの素晴らしい芸です。
今年は席がかなり後だったので双眼鏡を持って行きました。
それで人形の動き、太夫さんの表情、三味線方の手さばきなど
充分に堪能できました。
初めてでも十分に楽しむことが出来ます!
来年も博多座の文楽公演がありますので如何ですか?
今日は十分に文楽を楽しんで来ました!
ただ、寒くて着物を着て行くことは出来ませんでした。
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