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にわか左官体験

2010年07月16日

午後1時半から修理中の町家の大坪家(旧大坪茶舗)において
福島小学校の6年生の体験事業がありました。
土壁塗りです。

まずは、古い壁土と藁をあわせて発酵した土を
子供達は丸くだんごを作ってつめていきます。
その後は小手で壁をならしていきます。

みんな頑張っています!




土蔵塗りの場所は下です。





この建物は傾いていたので大筒(タイホウ)で支えています。
写真の下の方は子ども達が塗る最初の工程で、写真の上は中塗りした壁です。
最終的には漆喰を塗って壁の工程は終わりです。

明治中期で約100年近くたっているこの建物は100坪の家で
比較的昔のままで残っています。

全体の建物は下の様です。





このような土蔵塗りの壁だと30年はもつそうです。
今回の壁土は発酵が進んでいて色が違っていました。






この事業は毎年行なわれていますが一般の人も参加できます。
私は前回壁塗りを体験しましたが、面白くて夢中になって取り組みました。

このような経験を通して八女の子ども達が町家の事に関心を
持ってもらえることを期待します。
  


Posted by nakamura-shika at 19:38Comments(4)八女の町